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- 麻酔治療
鈴木歯科医院では、痛みの少ない治療を心がけております。
当院の麻酔についてご紹介させていただきます。
局所的な麻酔法
表面麻酔を塗り、その後、浸潤麻酔を行います。下顎を手術する場合は浸潤麻酔を並行して、伝達麻酔を行います。料金はインプラントの手術の費用に含まれております。
笑気吸引鎮静法
笑気麻酔は鎮静作用、睡眠作用のある笑気ガスを吸入することで、リラックスして痛みを感じにくくなる吸入麻酔薬の1種で、局所的な麻酔と併せて使用します。また、副作用はほぼありません。
笑気吸入鎮静法の特徴
- 不安感やストレスが少なくなります
- 嘔吐反射を軽減させます
- 痛みを感じにくくなります
- 吸入中も意識があります
- 吸入を終了すると、すぐに意識がはっきりしてすぐに帰宅できます
- 副作用がほぼありません
禁忌
鼻閉、呼吸器疾患のある方、中耳疾患のある方は使用できません。
料金
55,000円(保険適用外診療の場合)
静脈内鎮静法(セデーション)
静脈内鎮静とは手術の前に、静脈から眠くなるお薬を投与して、意識水準を落とす方法です。
治療中は麻酔担当の歯科医師が患者様の全身の状況を監視しながら、お薬を使って痛みがなるべく少なくなるようにコントロールしていきます。
また、この麻酔は全身麻酔とは異なり、歯科医師の呼びかけには反応できる程度の意識は残ります。
局所的な麻酔と併用して行います。
静脈内鎮静法の特徴
- 治療に対する恐怖心が強い人
- 痛みに敏感な人
- 嘔吐反射が強い人
- 高血圧や心疾患をお持ちの人
禁忌
- 重度の肥満症の人
- 麻酔アレルギーのある人
- 扁桃肥大のある人
- 睡眠時無呼吸症候群のある人
- 麻酔で気分が悪くなったことのある人
※上記の人は適応できませんので、事前に歯科医師にお伝え下さい。
※施術当日は、自転車や車の運転はできませんので、公共の交通機関を使ってご来院下さいませ。
料金
110,000円(基本3時間までです)
※1時間延長ごとに、プラス33,000円かかります。
静脈内鎮静法の施術の流れについて
1.事前の体調のチェック
事前に担当歯科医師及び麻酔担当歯科医師により体調や既往歴、服用中のお薬の有無などいくつかの問診があります。不安や疑問点がありましたら事前にご質問下さい。
2.生体情報モニターとお薬の準備をします
点滴により注入する薬剤には、手術の腫れや感染を予防する作用のある輪液、鎮痛剤、抗生剤、止血剤、ステロイドがあります。
3.点滴のお薬を注入します
点滴を使って静脈から麻酔薬を注入していきます。3分から5分ほどで意識が遠のいていき、患者様によってはすっかり眠ってしまう人もいらっしゃいます。
4.治療を開始します
歯科医師が患者様の麻酔がしっかりと作用しているかを確認した後、治療を始めていきます。
使用時は麻酔担当歯科医師が常時患者様の血圧や心拍数、酸素飽和度、心電図、呼吸、痛みの状態の確認を行いながら進めていきます。
5.術後の体調の確認を行います
治療後、患者様には麻酔が抜けるまでベッドで安静にしていただきます。眠気やふらつきがないことを確認してからご帰宅していただきます。
鈴木歯科医院が提供するハイブリッド鎮静法
歯科治療で用いられる鎮静法には、主に笑気吸入鎮静法と静脈内鎮静法がありますが、これらを併用して行うハイブリッド鎮静法もご用意しております。こちらは笑気鎮静法では期待する作用が得られない場合などにご提案しておりますので、ご希望の患者様はご相談下さいませ。
料金
165,000円(基本3時間までです)
※1時間延長ごとにプラス 33,000円がかかります。
全身麻酔、笑気麻酔、静脈内鎮静法、ハイブリッド鎮静法の比較について
全身麻酔ではすっかり意識がなくなります。そうなると自然と呼吸をしなくなりますので人工呼吸(呼吸管理)が必要となります。
静脈内鎮静法は意識がなくなるわけではないため、自発呼吸が可能です。
全身麻酔は入院が必要ですが、静脈内鎮静法は日帰りの手術が可能です。
全身麻酔 | 静脈内鎮静法 | 笑気麻酔 | ハイブリッド麻酔 | |
---|---|---|---|---|
意識 | なくなる | なくならない | なくならない | なくならない |
自発呼吸 | できない | できる | できる | できる |
入院 | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 |
作用が消えるまで | 時間がかかる | 2~3時間 | 5~10分 | 2時間位 |
笑気麻酔と静脈内鎮静法の副作用、リスク
静笑気麻酔、静脈内鎮静法はリスクの低い方法でありますが、まれに呼吸や血圧に影響が出たり、気分が悪くなったりする人もいらっしゃいます。
そのため当院では静脈内鎮静法を用いる場合は、鎮静法についての専門的な知識、経験を持った麻酔担当の歯科医師が患者様の全身管理を担当します。
また、緊急の事態にも対応できるように設備面においてもしっかりとした体制を取っております。
静脈内鎮静法で使用される薬剤
静脈内鎮静法で投与される薬剤は、麻酔を担当する歯科医師によって異なります。
また治療内容、治療時間によっても投与する量を調整します。
当院では主にミダゾラム、プロポフォール、デクスメデトミジンといった薬剤が使用されます。
※当ページ内の料金はすべて税込表記です。